「ChatGPTで英語学習が変わる時代」とよく言われますが、
実際に自分で使ってみると、「どこまで活用していいんだろう?」「正しい使い方ってあるのかな?」とモヤモヤすることもあります。
私自身も、すでにChatGPT(有料版のGPT-4)を使って英語学習を続けているのですが、
谷口恵子さんの『AI英語革命(改訂版)』第1章を読んで、
「もっと自由に、もっと柔軟に使っていいんだ」と背中を押されたような気持ちになりました。
📘 第1章「AIが変える英語学習の当たり前」
この章では、ChatGPT登場によって英語学習の常識がどう変わったのかが語られています。
- AIの登場は英語学習にとって“黒船級”の出来事だったこと
- 英語が話せるようになるには「量」も「効率」も大切で、AIはその両方をサポートしてくれること
- 無料版(GPT-3.5)と有料版(GPT-4)の違い
- ChatGPT以外のAI(Google Bard や Claudeなど)との比較
- 「学習効率」は手段であって、目的は“伝える力”を育てること
単なるAIの紹介ではなく、「なぜいまAIなのか?」という学習の根本に迫るような章でした。
💡 特に印象に残ったのは「問いながら学ぶ」という姿勢
本の中で繰り返し語られていたのが、“AIに質問すること”自体が学習になる、という考え方です。
ChatGPTは何でも答えてくれる便利な存在ですが、
それを活かすには「自分が何に迷っているのか」「どこがわかっていないのか」を言語化する必要があります。
たしかに、自分も「なんとなく」で聞いてしまうことが多かったのですが、
ちゃんと整理してから質問すると、返ってくる答えの深さがまるで違う。
「学ぶ準備が整っている人に、AIは一番よく応えてくれる」——まさにそんな印象でした。
✏️ 今後の英語学習にどう活かす?
私は普段からChatGPTで:
- 前置詞や句動詞のニュアンスを質問
- 英文を添削してもらう
- クイズを出してもらって復習
といった使い方をしていますが、
本を読んでからは「もっと広げてもいい」と感じています。
たとえば:
- ChatGPTに自分の考えを英語で伝えて、自然な言い回しを教えてもらう
- ニュース記事や英文を読んで、意味の背景を質問する
- 曖昧な理解のままにせず、“腑に落ちるまで”会話を続けてみる
AIと会話しながら学ぶ、というスタイルがより自然に感じられるようになってきました。
📚 この本は「ツールの使い方」ではなく、「学び方の地図」
読み終えて思ったのは、この本が単なる「ChatGPTの使い方マニュアル」ではないということ。
英語を学ぶという行為そのものを見直し、
「AIと一緒に、どんな問いを立てて学ぶか」まで考えさせてくれるような内容でした。
英語学習に限らず、「AIとの対話を通じて、自分の思考を深める」ことは
これからの時代に求められる力なんだろうなと、自然に納得できました。
✍️ おわりに
『AI英語革命』第1章は、「自分の学び方をアップデートしたい」と感じている人にとって、
とてもいいスタート地点になる一章でした。
今後も読み進めていく予定なので、また印象的なところがあればブログでシェアしていこうと思います。
📖 読んでくださってありがとうございました!
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