今日は『AI英語革命』第3章で紹介されていた「ChatGPTでリーディング練習をする方法」をもとに、
午前中にA1レベルでの練習を試してみたのですが、少し簡単だったので、午後はレベルをひとつ上げてA2レベルに挑戦してみました。
ChatGPTには、「CEFR A2レベルの英語で、200語以内、日本のテレビ番組“テラスハウス”をテーマに書いてください」と依頼。
📺 テラスハウスが好きだったから英語で読んでみたくなった
このテーマを選んだのには理由があって——
かつて私はテラスハウスが大好きで、毎週楽しみに観ていました。
特に、スタジオでコメントしていた山里亮太さんの鋭いツッコミや、ちょっと意地悪だけど的確な視点が大好きで、
本編の人間模様と同じくらい、スタジオトークを楽しみにしていた記憶があります。
ちなみにこの番組は、現在はもう放送されていませんが、かつては海外でも話題になった人気リアリティ番組でした。
そんな番組を英語でどう紹介するのか、どんな表現になるのか気になって、このテーマを選びました。
📘 テーマを自分で選べるから、どんどん読みたくなる
ChatGPTでリーディング練習をする最大の魅力は、「自分の好きなテーマで英文を作ってもらえること」だと思います。
教科書やアプリだと、正直あまり興味のない話題にも付き合わなきゃいけないことが多いですが、
ChatGPTなら「自分が知っているもの」「気になるジャンル」でお願いできる。
今回はテラスハウスでしたが、他にも音楽・旅行・料理・家族など、なんでも題材にできるから、
「次はこれにしてみようかな」「もっと読んでみたい」と自然に意欲がわいてきます。
リーディングが「勉強」ではなく「知的な楽しみ」に変わっていく感覚があって、
英語を読むハードルがグッと下がったような気がしました。
📖 英文 → 日本語訳を段落ごとに依頼
ChatGPTにはまず、英語の文章を全文で出してもらいました。
その後で「日本語訳もお願いします。ただし、段落ごとにお願いします」と頼んだところ、
英文の構成に沿って、丁寧に段落ごとの訳を付けてくれました。
たとえばこんな感じ:
Terrace House is a popular Japanese reality TV show.
テラスハウスは、日本の人気リアリティ番組です。
It is about six young people, three men and three women, who live together in one house.
3人の男性と3人の女性、合計6人の若者が1つの家で一緒に暮らす内容です。
段落ごとに訳があると流れがつかみやすくて、英文への理解も深まりました。
🤔 気になった表現はその場で質問
今回も、気になる表現がいくつか出てきました。その場でChatGPTに質問して確認しました。
■ “drama” の意味が「トラブル」?
There is no big drama or fighting.
“drama”って「テレビドラマ」って意味じゃないの?と思って聞いてみたら…
この文での“drama”は「揉め事」や「感情的な対立」を意味します。
“I don’t want any drama.”(揉め事はイヤ)というように、日常会話でもよく使われます。
とのこと。なるほど、「ドラマ」が“揉め事”になるのは英語独特の感覚だなと納得。
■ “not only A but also B” の but は「しかし」じゃない?
Terrace House became popular not only in Japan but also in other countries.
「but」って“しかし”じゃないの?と一瞬思ったけど、これは「not only A but also B」という構文。
「AだけでなくBも」という意味で使われる、定番の言い回しです。
知っていたようで、ちゃんと説明できなかった表現って案外多いなと実感。
■ “This makes it interesting and relaxing to watch.” の自然な訳し方
直訳だと「これはそれを面白くてリラックスできるものにする」だけど、
ChatGPTは「そのため、見ていて面白く、落ち着ける番組になっています」という自然な訳を出してくれました。
こういう日本語らしいニュアンスって、独学ではなかなか気づきにくいのでありがたいです。
✍️ 今日の気づきと学び(第二弾)
- A2レベルは、ちょっとした読解の“歯ごたえ”があって楽しい
- 最初に英語だけ、あとから段落ごとに日本語訳をつけてもらうことで理解が深まった
- わからない表現も、聞けばすぐに解説してもらえるから安心感がある
- 表現の幅が広がって、「なんとなく」で読んでいた英語がクリアになった
- 大部分は問題なく読めたけれど、途中で「あれ?」とつまずく表現もあった
今回はA2レベルに挑戦して、「少しレベルを上げるだけで学びの密度が変わる」ことを実感しました。
読みやすくなったとはいえ、すべてがスラスラというわけでもなく、
ちょっと立ち止まって確認したくなる文や表現もちらほら。
でも、それこそが今の自分にとっての“伸びしろ”なのかもしれません。
👉 なので、次回ももう一度A2レベルで練習してみようと思っています。
自分にとって「ちょうどいい読み物」を探しながら、少しずつ読解の力を伸ばしていけたらと思います。
ChatGPTと一緒に、楽しく、そして着実に。
今日も読んでくださってありがとうございました!
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